「上野恩賜公園」

 明治6年上野は芝、浅草、深川、飛鳥山と同時に公園に指定された。もと東叡山寛永寺の敷地でありサクラが見どころだったが、のちに美術館、博物館、動物園などが作られた。不忍の池にはボート乗り場もある。運動場もあり、西郷隆盛の銅像もある。上野は徳川家の菩提寺のあった場所で彰義隊のたてこもった場所でもあり西郷は西南戦争で逆賊として戦ったが、明治の元老として評価が高かったのが上野に銅像が作られた理由であろう。しかし顔が違うともいわれている。