「江戸風俗2」

 江戸後半の宝永〜寛政の文化にかけては江戸ッ子に象徴される独自文化が出現した。錦絵、黄表紙、狂歌、川柳などの文化活動が育まれた。花見がはやり、花魁道中がファッションの源となり、山東京伝の小物屋がはやった。
 後期の享和から慶応にかけては江戸での種々の災害を乗り越え、菊の見世物、お陰参り、すしの屋台、纏持ち、小紋などがはやった。