「葛飾柴又、矢切の渡し、野菊の墓」

 寅さんで有名な葛飾柴又帝釈天には東京駅、浅草橋、浅草、京成高砂経由で柴又にJRと京成線で行く。柴又には寅さん像があり、そこから帝釈天までの、男はつらいよのロケ地にもなった門前町もにぎわっている。帝釈天題経寺の内陣外側には法華経の説話彫刻が成されていて見応えがある。江戸川まででると都内で唯一のこる矢切の渡しがあり乗るのも風情がある。対岸の松戸市矢切は伊藤左千夫の小説「野菊の墓」で主人公斉藤政夫と民子が淡い恋をして別れた場所でもある。近くには文学碑もある。