カウンセリング

 精神科医は精神療法担当で、臨床心理士はカウンセリング担当と患者さんに対する技法の名前が違っているが、時々誤解している人がいる。
 精神科医は医師で身体的な状態を医学的に知っており、心理・精神と身体との関係に詳しい。また薬物を使って体を調整し心身の安定を図ることができる。
 一方心理士は心の専門家で対話、言葉、コミュニケーションは医師よりも専門的だが、重症の患者さんへの対応経験は比較的少ないと思われる。
 欠点としては精神科は薬物療法に頼りがちになったりする。心理士は重い方のカウンセリング経験が少ないため、心理オンリーになりがちである。