自己肯定

 ああなりたい、こうしたい、ああするべきだ、こうあるべきだなどひとは欲望、目標、義務感、価値観、正義感など超自我的なものを比較的強く持っている。しかし現実は思うように進まない、願っているようにはできない、人と比較したら劣っているなどの欲求不満、劣等感、葛藤、ストレス等々を抱える。自分の理想的なあるべき姿を追い求めてどうしても無理してしまう。結局は元気をなくし調子を悪くしてしまう。このように調子の悪い理想的でない自分を否定して、あるべき元気のよい自分を求めることを順調希求といって余計に自分を悪くしたり、自分を追いやることがある。
 逆に調子の悪い、願っている姿と違う自分を肯定して、調子の悪い自分に合わせた元気のない、自分の願っていることが出来なくてもそれなりの生き方・やりかたが自分の調子を自然に無理なくよくしていく。