対人関係

 ひとはひとと言葉、表情、態度、接触などにてコミュニケーションを図っている。相手の言葉や表情・態度・接触などが自分に何かを感じさせ、わからせ、考えさせる。そして言葉・表情・態度などが自然に出てくる。単なる音としての言葉や目つきなどの表情がなぜこれほど人の心身に影響を与えるのだろうか? 乳幼児のときにはただ反射的に反応しているのだが、母親との体験が積み重なって意志的なものになっていく。反射から自分の意志になっていく過程はどうなのか? これは断片的、部分的に反応していた言葉・表情・態度などが母親や他者や何かに向かうつまりばらばらなものがまとまっていくことである。まとまればより効率的に理解されよい応答が返ってくる。なぜまとまるのかなぜ関連付けが起こってくるのかどのようにまとまるかは母親一人一人全く違っていて個人のまとまり方も全く違ってくる。