精神疾患の捉え方

 人間は遺伝子によってきまる体とその後の人間関係を中心とした経験・体験・心・頭さらに全体としての性格など一人一人全く違った部分と同じ人間として共通の部分からなっている。人間の体を見れば目的をもって、自立して障害を手で取り除きながら前に進むのが一番安定しているといえる。考えすぎれば頭が重く痛くなる。不安が強いと呼吸困難、胸痛、動悸が起こってくる。自信がなければめまいやふわふわ感、揺れが起こり、腹が立てば胃炎・消化器潰瘍などが起こる。恐怖・緊張感が強ければ頻尿が起こってくる。偉そうにすれば人を見下すために体が反り返る。臆病だと前屈みになる。自信があれば体もしゃんとする。このように本人の精神状態が体に表される。逆に体が生き生きするような精神状態が望ましい。自分を責めれば元気がなくなるため、自分を責めない考え方が大事である。先のことを考えて不安になるなら目先のことだけでよい。このようにどんな考え方・感じ方がよいのかは体を考えれば一目瞭然である。