カウンセリング

 カウンセリングも流派によってさまざまなやり方がある。しかしそれぞれの流派の前に人間関係がある。カウンセラーとの人間関係がよければその効果は何にもまさるであろう。
 クライアントがカウンセラーからたくさんよい経験、よい言葉をうけとり、現実の不快な体験に対処していくときクライアントは徐々に力をつけていくだろう。カウンセラーとクライアントがお互い相手を知るなかですぐに分かった顔をするのではなく、さらに知っていこうとする中で相手も自分も一層分かってくる。分かってくれば一層困難や苦痛に対処していけるようになる。