自責の念、他罰性

 自分を責めるのは自分に元気がなくなったときに起こりやすい。逆に元気がありすぎると人を責めてしまう。自分の基準に厳しいとやはり人や社会を責め怒りが生じやすい。自分の基準があいまいだと責めるのは弱くなるがええかげんになり誰からも評価されなかったり、逆に批判される。批判されるなかで自責の念も出現してくる。愛していたり、評価している相手から責められたりすると自責の念がうまれるが、不愉快な相手から批判されたりすると反発が生じる。自分が悪いか相手が悪いかは相対的なものである。相手が正しいと相手を受け入れ、自分が正しいと自信を持つ。相手が正しく自分が悪いと相手を評価しすぎたり、自己を責めすぎたりする。逆に相手が悪く、自分が正しいと相手を責めすぎたり、自分に自信を持ちすぎたりする。