専門性・こだわり

 人が次ぎから次ぎに憶えて行くことは不可能である。しかしたくさん早く憶えてさらに忘れにくい人がいる。しかしあれもこれもと憶えるのは専門性という立場からは効率が悪い。一つのことを一所懸命にすればするほど専門性が強まっていくが幅広い知識がないとそれ以上深まらなかったりする。幅広い知識がその専門性の限界を突破することも多い。幅広い知識を持とうとすることは結構自由で自分の気の赴くままに知識を習得できるが人の求めるものとはずれていく。専門性を追求するのは社会の要求することであり人の役に立つ可能性が非常に高い。しかしあまり専門性が深いと社会や周りが理解できないこともある。その深さはやはり学会などの集まりで必要な深さが修正されて理解されるものになる。こだわりも強すぎると理解されないし、正しいことも行きすぎると誰も付いて行けない。普段からの周りとの付き合い・コミュニケーションが行きすぎを修正する。