恐怖感

 死が一番強い恐怖感をひとに起こす。なくなったあとの世界が分からないことに非常に強い恐怖を感じる。つぎに死後の世界の分けが分からないため不安や恐怖が起こってくる。それは闇のなかにいる感覚とか精神状態に近いだろう。死は闇、黄泉、夜、病むと関係している。死ぬと人は身体が朽ち果てていく。身体が朽ち果てていくことは人には恐怖以外のなにものでもないだろう。
 恐怖の反対は生きる、明かり、知識、勇気などであろう。死を知る、病を知る、無を知ることが闇を照らし恐怖を和らげるだろう。