コミュニケーション障害

 人とのコミュニケーションがうまく行かないと思っているひとは多いだろう。それでますます人との付き合いが少なくなってますますコミュニケーションができなくなる。人が話している言葉は音でありその音の意味や概念は一人一人の経験に基づいていて同じ言葉が全く違った体験・経験・意味・概念を表していることもある。従って本当は誰も簡単には相手を理解できないし、相互にコミュニケーション障害を持っているといっても良いだろう。しかし全くコミュニケーションが成立しないかといえば逆で人は人と付き合えば付き合うほど、話し合えば話し合うほどわかりあえるのである。もともとコミュニケーションの難しい発達障害のひともいれば、人付き合いが少なくてコミュニケーション障害を起こしている人もいる。相手の意味や体験を知って一層分かり合えることが相互に重要であろう。