摂食障害

 人間関係のストレスは消化器系に起こることが多い。人の話を飲み込む。噛み砕いて話をする。むかつく奴だ。腹がたつ。はらわたが煮えくり返る。何でもかんでもやろうとして消化不良になる。やけ食いをしてしまう。などなど。
 摂食障害についても人や社会を受け付けない、拒否を示す拒食から欲求が充たされず心理的飢餓状態からくる過食など食欲と人間関係は大いに関係している。一方最近の女性はスタイルにも人一倍の関心を持っている。そのために食欲とスタイルの葛藤が生じてさらに心理的ストレスが生じて悪循環が生まれるのである。スタイルは一見自分の関心に見えるが社会や人からみてどう見えるかという意識がある一方、外見・見栄が優位にたつところに問題はある。摂食障害は心理的飢餓状態すなわち安心感・信頼感・愛情などの欠乏状態と見栄・外見など外見優位で内面への配慮の少なさなどと関連している。