「病気になりたい人はいない」

 自分ではなりたくないのに病気になってしまう。周りは病気になったことを本人の気力、意思が弱いからと批判をする。しかし元気に働いている人は体質、生い立ち、現環境などたまたま条件がよく元気に働けているといえる。働けて元気な状態が自分の力と言えるかとういうとたまたまそういう良い条件が重なって元気に働けているといえる。今元気に働けている人でも条件が悪くなれば病気になってしまう。病気になった人に根性で気力で頑張れというのは自分がたまたま条件良く元気良く働けているということを知らずに条件の悪い人に自分と同じく頑張れと言っているのである。悪条件が重なってたまたま働けなくなった人が周りから白い目で見られ一層追い詰められてしまう。このように条件の良い人が条件の悪い人を追い詰めることが非常に多い。条件の悪い上に周りの無理解が一層病気の人を追い詰める。病気の人はこのことを良く知っておき周りの無理解から自分を守ることが肝心である。無理解な周りに影響を受けずに自分の体調に合わせて生活することは本当に重要である。病気のひとこそもっと守らなければならないし、病気の人こそ自分を責めてはいけないのである。元気な人はたまたま条件が良いから元気なのである。