認知のわな1

 親は子供に正しいことを伝えようとする。しかし子供には親の言うことが当たり前で正しい、その通りだと思っていても正しいことが出来ない理由がある。何故子供がそれを出来ないかを考える必要があるが、ついつい無理矢理させようとする。
 子供は他にも気になることを持っており、出来ないことで悩んでいるにもかかわらず、そのことだけをうるさく言う親には怒りすら生じてしまう。
 さらによく考えると親がすべてに完璧であるわけなく、いろいろ親も間違っていることがあるにもかかわらず、一つの正しいことを子供に言うことが子供の反発の元でもある。