人間関係の持ち方

 他人に対し、まじめで・頑張り屋で・人の話はよく聞いてくれて・いろいろ助けてくれて・約束は守るし・やさしいし・などと期待しているとそのような完璧な人はどこにもいない。こんな人は神さま以外にはいない。人は金にはルーズだがやさしいとか、よく話は聞いてくれるがきついとか、約束は守るが話は聞いてくれないとか欠点も長所もあり、そんな人と付き合うのである。あまりいい人を期待しすぎるとすべての人に裏切られ、ずたずたになる。
 人は気を使いすぎると疲れてしまう。相手が楽になる分、自分が疲れるのである。自分が疲れない程度に気を使うのがいいのである。気を使わないのは悪いことをしているのではない。いいことを充分しないだけである。評価は下がるが決して悪いことをしているわけではない。また気を使わないで付き合える人を探すのも大事である。