診断

 精神科、心療内科の診断は外科や内科と違って、検査データを使って診断するのとは違う。心理テストや精神症状があるかないかの診断基準を使ってする。患者さんの答え方が非常に強くなったり、弱かったりして現実から遠くなる。また医者の精神症状の判断は医者の勘・経験・思い込みなどときどきで判断基準に揺れが生じる。病気か健康かも連続的で恣意的に線引きしている一面がある。
 患者さんの気持ちをくんで、患者さんの納得もえながら線引きする傾向がある。
 逆に精神的に全く健康な人がいるのか?そんなに完璧な人がいるのか?いればそれ自身性格障害か病気を引き起こしやすい予備軍ともいえるだろう。