治療抵抗性の人たち

 体質的に薬物が合わない人、一見体質のようだが、心理的に受け付けない人すなわち医師や薬物を怖がったり、疑ったりすると薬を飲むだけで副作用が出てくる。すなわち薬をいやだなと思っていると薬を飲んだ途端吐き気などがおこる。
 自分流の病気や薬物に対する考え方、対応の仕方を頑固に信じていて医者の話をあまり飲み込まない患者さんも治りにくい。あれこれ治療に注文を付け、医者のようなことをしようとしても治りにくいだろう。もし自分で治せるなら病気にはなっていないだろう。
 勝手に自分で治ったと思い込み薬をすぐにやめようとするのも問題だろう。再発はよくおこる。
 逆に自分では何も努力せず、ただ薬を飲んでれば治るという考えも本当に治るという意味では難しい面がある。