精神医学

 精神は感覚・身体状態・感情・思考・判断・記憶・意志・運動・認識など多彩な内容を含んでおり、頭、心、気持ちなどと深く関連している。さらに大脳・小脳などの神経・身体に宿り、遺伝や発生・発達によって決定されている面もある。また、環境・人間関係特に幼児期の家族関係に深く影響されている。
 人間は自分が分かることしか分からない。感じることしか感じない。見えることしか見えない。一人一人まったく分かり方、考え方、感じ方,、見え方、聞き方、生き方が違っている。心の安定は体と不可分であり、頭と思考、内臓と心、目と目的、耳と理解、手足と行動・活動、身体と精神が深く関連している。まったく違っている人間同士が付き合って、その違いによってストレスを強く感じながらも、周りから栄養を吸収して成長し、安定する。
人間は大地にしっかりと立って、目的に向って、周りを見回しながら、歩き進むのが一番安定している。一人ではなくまわりに支えられながら、自分もひとの役にたち、周りがみているものを見ることが生き生きとした明るさを生み出す。
 人は人をとうして安定するのだが、人に強いストレスを感じるゆえに精神疾患の重要な要因となる。