007 スカイフォール

 ジェイムスボンド(ダニエル・グレイグ)はM(ジュディ・デンティ)の命令でイスタンブールにてNATOの極秘情報(秘密諜報員の情報など)の入ったハードドライブを奪った男パトリス(オラ・ラパス)を追う。しかし同僚のイヴ(ナオミ・ハリス)が誤ってボンドを撃ってしまう。情報は奪われ、ボンドも殺されMは情報国防委員会委員長のマロリー(レイフ・ファインズ)に引退を勧められる。そんな時、その情報を手に入れた犯人からの挑戦と思われるMI6のビルが爆破される。

 MI6のビル爆破を知ったボンドは仲間に死んだと思われていたが、M達のところに戻る。しかしボンドは今Mの命令で銃が撃たれたことで心身ともに傷つき、諜報員復帰試験は不合格であったがMはボンドを合格にした。

 パトリスが上海にいることを伝えられたボンドは武器開発担当のQ(ベン・ウイショウ)から指紋認証付のワルサーとGPS発信機を貰って敵を追いかける。上海の超高層ビルで暗殺の仕事をしていたパトリスと戦い、パトリスを雇いMIの情報も握った黒幕の手掛かりを知るチップを手に入れる。その黒幕に支配されていた美女セヴリン(ベレニス・マーロウ)から黒幕のところに案内されたボンドは黒幕が元諜報部員でMに裏切られたと思ったシルヴァ(ハビエル・バルデム)であった。シルヴァは捕まりMI6のビルに連れてこられるがそれはわざとであった。国会でMI6の必要性を訴えていたMを殺すため、わざとつかまり、MI6の監視を潜り抜けMをもう一歩のところで殺し損ねる。シルヴァはそれでもMをねらっていたため、ボンドは国民の犠牲をさけボンドの故郷のスカイフォールにMを連れて行き、小さいころに世話になった管理人キンケイド(アルバート・フィニイー)とともにシルヴァとその部下達と闘う。最後はシルヴァに打ち勝つがMは死んでしまう。

 やはり闘い中にMI6の味方であったマロリーが以後ボンドの上司になる。今回の映画は世代交代を表してもいたが映画も世界もどう世代を交代していくのだろう?