バイオハザード

 T-ウイルスの感染のない最後の希望の地アルカディアのアリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)たちに対して元ラクーン所属のジル・バレンタイン(シェンナ・ギロリー)率いる攻撃隊の奇襲が始まる。ジルはアンブレラ社がラクーンシティの地下に建設した地価研究所ハイブの全システムをコントロールしている人工知能レッド・クイーンに操られているのである。アリスは戦いのなか海の底に沈み目が覚めるとまわりの風景は一変し死んだはずのカルロス(オデッド・フェール)が夫トッドであり、耳の不自由な娘ベッキー(アリアーナ・エンジニア)と平和な生活を送っているが、突然アンデッドたちにおそわれ、アンデッドに襲われたトッドがアンデッドになりアリスたちが襲われるのである。実はこれらはアンブレラ社の実験室の出来事であり、アリスもベッキーもトッドもすべてクローンなのである。

 一方本当のアリスもアンブレラ社の実験室に閉じ込められていてジルに拷問を受けていた。アンブレラ社の中にもレッド・クイーンの敵・結局はアリスの味方がいて、アリスは捕らわれていた独房から逃れるが、実験施設である日本、ロシアの模型都市などでアンデッドに襲われる。一方レッド・クイーンと決別し人類生き残りのカギであるアリスを救おうとした元アンブレラ社トップのアルバート・ウェスカー(ショーン・ロバーツ)はアリスを助けるためにエイダ(リー・ビンビン)やバリー・バートン(ケヴィン・ジュランド)を派遣する。レッド・クイーン配下の女性隊員ジルやレインがアリスと必死に戦うが最後にアリスはレッドクイーンの支配を脱したジルとともにラスプラガス寄生虫を自分に注射して戦闘機械になったレインと闘って勝つ。アリスはアルバートと協力し、アンデッドたちに支配されつくしわずかに残された場所をベースにアンデッドたちと闘って人類を生き残らせられるのだろうか?