ワイルドスピードスーパーコンボ

 英国諜報部MI6が謎の組織の新型ウイルス兵器の奪還作戦を実行し成功するが、ブリクストン(イドリス・エルバ)の襲撃を受けほぼ壊滅する。しかしMI6のエージェント・ハッティ(ヴァネッサ・カービー)は生き残り、そのウイルス兵器を自分に注入し逃げ出す。
 事態を重く見た政府はウイルス兵器の回収とハッティ保護のため、元FBI捜査官ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)と元MI6エージェントのデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)を招集。だが二人は「こんな奴と組めるか」と言ってお互い一人でミッションを遂行しようとする。ところが二人はハッティを保護すべく、敵の急襲を避けながら、街でカーチェイスを繰り広げ、結局協力する形でやっとのことでハッティを保護する。その時ハッティはデッカードの妹とわかる。
 ルーク・ボブス、デッカード・ショウを急襲したブリクストンは肉体改造されたサイボーグ戦士で、二人とも歯が立たない。ブリクストンが所属する組織のなかにハッティのウイルスを抽出する装置があり、ルーク、デッカード、ハッティの三人は敵陣地に乗り込む。ハッティのウイルスの抽出には数日の余裕しかなく、必死でブリクストンらの敵方を追い払い装置を奪うことに成功するがその装置は闘争中に故障する。そこでボブスはサモアから家出していて、帰りにくかった実家の兄ならこの装置を治せるということで三人はサモアにやってくる。
 ボヌスの母、兄を含むサモアの家族が結局ボブスを受け入れ、敵と戦うことにしてくれた。サモアではインターネットを経由して、敵方の近代兵器を使わせないで戦う時間を作り、種々の作戦を準備して敵集団と戦う。
 最後にはブリクストンまで二人協力してやっつけ、もう時間がないとあきらめかけていたハッティを救うことができた。非常にテンポの速い映画でリズムもよかった。