ミッションインポッシブル

 イーサン(トム・クルーズ)は放射性爆弾の追跡中、放射性爆弾3発を奪う代わりに仲間の命を救う。その代償としてその3発はある組織・表の顔は慈善家であり裏の顔は裏組織の中心人物のホワイト・ウィドウ(ヴァネッサ・カービー)が奪って持っている。現在イーサンに捕まって服役中の悪役レーン(ショーン・ハリス)の罠だと後で分かるが、レーンとは別組織のウィドウがレーンと交換に爆弾3発を渡し、レーンをレーンの組織に返して金を得るという計画を立てる。爆弾を奪われた責任があるイーサンはレーンとは別組織のウィドウのグループと政府との交渉を邪魔して地球破壊的な放射性爆弾を取り戻すという使命を言い渡される。このイーサンたちを監視するためCIA長官スローン(アンジェラ・バシェット)はイーサンの見張り役ウオーカー(ヘンリー・カヴィル)を同行させる。このウオーカーは実はレーンとグルであった。爆弾と交換にレーンのグループは仲間を交渉の場に派遣するがその仲間にイーサンはすり替わる。そして手付として爆弾1発を回収し、残りの2発をレーン奪回成功後に手に入れることになる。一旦イーサンはイーサンの愛する人でもある某政府系組織の諜報員イルサ(レベッカ・ファーガソン)に邪魔されながらも、結局イルサに助けてもらって、レーンを奪うが、このレーンと爆弾をレーンと手を組んでいたウオーカーが奪う。そして最後にインドのカシミア地方で爆弾を破壊させようとする。そのカシミアにはイーサンの前の恋人が慈善事業をしていた。イーサンは元恋人も守るためかつ人類のため、仲間ダン(サイモン・ペッグ)、ルーサー(ヴィング・レイムス)とともにぎりぎりのところで爆発を止める。
 スートリーは単純だが、組織や人間関係の絡みが複雑である。しかしトムクルーズ必死のアクションの迫力が伝わってくる。